powered by auction-labo.com
出品するのは、写真の刀です。

登録記号番号 山梨県第3806号

種 別：刀 元幅：3.5ｃｍ
長 さ：二尺一寸三分五厘 元重：8.5ｍｍ
反 り：五分
目釘穴：１個
銘 文：雲州正包

在銘錆身の刀です。
こちらの刀は、山梨県の石和の旧家の蔵から出てきたものと聞いています。
発見時は白鞘から刀身が抜いてあったらしく、刀身には全体的に錆が見られます。
在銘で、銘は恐らく雲州正包と入っている様に見えます。
雲州は出雲国の別称となり、三種の神器の一つでもある
天叢雲剣の発祥の地とされています。
鉄の産地としても有名で、備前の流れを汲む刀工が移住していた様です。
今回の刀は、錆の為刃紋や鍛え等が見えませんが
初期の文化財保護委員会の登録となっており、名家で保管されていた物かもしれません。
身幅も広く姿も良く、錆はありますが砥甲斐のある一振りかもしれません。
白鞘ですが、専用の物の様ですが錆で膨らんでいる為、しっかりとは収まりません。
その他の状態の詳細は、写真を参考にしてください。

※落札者の方は、山梨県教育委員会への所有者変更届をお願いいたします。